寝ていて、突然寝返りをして目が覚めるときがあるはずです。そんなとき今噛み締めてなかったか確認してみてください。「あ、噛んでた」とわかるようになります。また日中の噛み締めるのも、例えばパソコンのキーボードや携帯に「噛まない!」とか書いて貼っておくと、見るたびに確認する癖(暗示)がついて少しづつ噛み締めなくなります。歯軋りに限らず応用できるはずなのでいろいろ研究してみたらどうでしょう。変な暗示はかからないように(笑)
前歯の6本は硬質レジン前装冠という金属の上に樹脂を盛った白い歯が、小臼歯(中心の前歯から4番めと5番目の歯)にはレジンジャケット冠(樹脂だけで作った白い歯)をいれることができます。ただこのジャケット冠というのは強度的に脆いので先生によってはいれたがらないかたもいるようです。そのために保険でははいらないと聞いて、そう思っているみたいです。
いわゆる保険の聞かない白い歯というのはセラミックでできてる歯です。セラミックの歯がいいのは事実です。(すごく綺麗だし汚れがつきにくくて生体に以外作用がない)しかし費用がかかるのも現実ですので、保険でいれておいていずれ余裕のできたときに入れ替えるというのもよい選択ではないでしょうか?
ここ最近、といっても2~3年前からですがすごく高齢者の患者さんが増えて入れ歯をつくる機会が増えました。入れ歯が上手だと口コミされてるのか定かではありませんがうれしいことです。入れ歯は一発でいい何でも噛めるのができるほど簡単でないのですが、高齢の方にとっては食べるのはなによりの楽しみなんですよね。このあいだおじいちゃんから「鈴木歯科に医は仁術をみた」とかいた短冊をもらって嬉しかったです。また「おかげさまで」と言われお菓子をもらったりするので、お返しに歯ブラシや歯磨き粉を返したりして楽しんでます。
今日は三郷市の友達の先生のところにインプラントの出張オペにいってきました。自分のところで手術する時はスタッフが準備してくれますが(いつもありがとうございますね)他の先生のところでは勝手がちがうので、手術より準備やかたずけに時間がかかって大変でした。やっぱりもつべきなのは優秀なスタッフです。自分だけだったら医院は荒れていってしまうんだろうな。感謝、感謝!
うちでは6ヵ月ぐらいではがきをだすようにしています。はがきをみて来る方が三割ぐらいでそのうちすぐ来る人がその半分ぐらいです。残りの人は忘れた頃にやってきます。
そんな感じで平均すると年に一回ぐらいのペースになるのではないでしょうか。毎月でもそれはよりいいと思いますが時間や費用のことも考えるとどうかなと。ただもし毎週来て、衛生士の人にクリーニングしてもらい、チェックしてもらえば歯周病も虫歯もならないはずですが!
それでは自己管理ができない人になってしまいますしね。そんなにひどくなければ年に一度ぐらいが丁度よいでしょう。
先生によって考え方は違いますが私は気本的には抜いたほうがいいのではと思ってます。では抜くことによるメリットを考えてみましょう。
1、奥歯に歯ブラシがはいるスペースができてすごく磨きやすくなる。
2、親知らずと手前の歯の間に食べ物が詰まって手前の歯を虫歯にするのを防げる。
3、親知らずが腫れたりする痛みから開放される。
抜かない場合
1、上下ともきちんと生えていて虫歯にもなっていないで歯としてきちんと機能している。
2、ものすごく抜歯が難しい、患者さんがぬきたくない。
3、きちんと磨けていて今までに痛みや腫れたことがない。
4、将来、何らかの形で使用する可能性がある。(再植、移植など)
があげられます。次回はもうすこしつっこんだ内容で親知らずの抜歯についてかいていきます。
1、歯の向き2、根の形、3、歯の大きさ 4、骨への埋まり具合
でだいたい決まります。
実はきちんと生えている上の親知らずの抜歯は一番簡単な抜歯であることが多いです。
(ですから安心してください)
それに比べて下の親知らずは色々な状態が多くて難易度が高いことが多いです。私はよくやりますが下の親知らずのまわりが腫れたとき上の親知らずが噛んでたら上から抜きます。
下は腫れてる状態では麻酔があまり効きませんし、簡単な上を抜くことで腫れてる下を噛まなくなり腫れがひいて来ます。その後に日をあけて下をぬくのです。 いざというときにはとても効果的な方法です。
次回は何故腫れるのかです?
無茶言わないでくださいよーというのもあるのですが!
あと一週間何がおこるのだろう。次回は口の中の癌についてです。
どんな種類があるかというと、舌ガン、歯肉ガン、頬粘膜ガン、上顎ガンなどがあります。私も16年臨床してますが自分で発見したのは一例だけですから、身体のガンに比べればはるかに少ないと思います。ただ身体のガンと違って口は顔の一部なので、いろいろ手術となるとその後が大変です。どう大変かは少しずつ説明します。