以前は歯槽膿漏（しそうのうろう）と言われた歯周病。歯周病は簡単に言うと、歯の周りで起こる病気で、最終的に歯が抜けてしまう病気です。皆さんは”歯周病は中年以降の病気だ”と勘違いしていますが、10代でも初期的症状を起こす恐ろしい病気です。

　歯周病の原因は、プラーク（歯垢）の中の細菌（テレビCMでお馴染みですよね）とその他に不十分な歯磨き・歯ぎしり・ストレス・糖尿病などが挙げられますがほとんどが生活の改善で予防できるものばかりです。

　歯科医師・歯科衛生士によって、むし歯や歯周病などの原因を先に取り除く予防治療です。

　まず、歯科医により歯垢の量・歯周菌の量・唾液の成分・分泌量などを調べ、これを元に予防プログラムを作成いたします。そして、普段の歯磨きでは取れないお口の中の汚れを機械的に除去していくのです。

　その後、歯を強くし、歯垢が付きにくくするためのフッ素を塗ります。

　また、PMTCはタバコのヤニやコーヒー・紅茶などにより着色した歯を白く戻す効果もあります。ただし、ホワイトニングではありませんので、元の歯以上に白くなることはありません。